昨年(2018)末、IWCを脱退して日本沿岸において商業捕鯨を再開するというニュースが流れ、今年になって様々な場所でその話題に関しての議論を目にしてきた。ある人(僕を含めて)は再開を喜び、またある人は(僕を含めて)は再開について疑問、もしくは失望感を抱きながらも流れを見守る人もいた。
捕鯨問題
バキータ保護とシー・シェパードの欺瞞
一身上の都合でしばらく更新できませんでしたが、3つほど記事を投稿しようと思います。
まずは、やや賞味期限があやしい記事ですが、カリフォルニア湾のバキータの話題です。
希少なイルカ、間もなく絶滅の危機 カリフォルニア湾に30頭のみか
もう今さらな話題ですが、ちょっとこの話題について、書いておきたいと思う。
続きを読む
再びザ・コーヴを持ち出した裏側を考える
先程の話なのですが、Facebookにおいて、再びザ・コーヴの無料視聴ページが開設されていたことを知りました。そのことについて、推測してみようと思います。
続きを読む
ビハインド・ザ・コーヴはザ・コーヴへのアンサーになりえたか?【追記あり】
そろそろ、僕もビハインド・ザ・コーヴについて、感じていたことを書くべきだろう。
そう感じたので、思っていたことを書いてみる。
続きを読む
本当に畜産より追い込み漁は残酷なのか?
先日は、「残酷」という曖昧な定義での批判についての記事を書きました。
では本当に畜産は追い込み漁の捕殺よりも残酷ではないのでしょうか?
そのことを検証してみます。
続きを読む
「残酷さ」という曖昧な定義を批判の理由にしてはならない
WAZAやJAZAによって、太地町の追い込み漁に対する視線が批判的なものになりつつある。
その理由は主に「残酷」という言葉によって形容されるが、はたしてその定義は誰によって定められたのだろうか?
続きを読む
「Behind “THE COVE”」という映画のダイジェスト版が公開されました
先日、多額の支援を得ることに成功した「クジラ映画」の話を書きましたが、もう一つ興味深いドキュメンタリー映画のダイジェスト版がYouTubeで公開されています。
続きを読む
クジラ映画、目標金額を達成!
以前より数回記事を書いたクジラ映画のクラウドファンディングが目標金額を達成し、さらに支援を集めている。
とても嬉しいニュースだ。
僕が「クジラ映画」を応援するワケ
今、一部の人達のあいだで、ある映画のことが話題になっている。
その映画は、捕鯨に関する話題を扱った、厄介そうな映画だ。
だが、僕はこの映画を応援したいと思っている。
続きを読む
WAZAの終わりの始まり
2015年5月20日、JAZAが太地町のイルカ追い込み漁で捕獲されたイルカの購入をやめることで、WAZAに加盟し続けるという選択をした。
続きを読む
動物愛護とは「人間の関係性」の問題である
「くじらとーく」というサイトをだらだらと運営してそろそろ4年が経とうとしています。
その間に考えていたことの1つについて、最近、若干納得の行く解が見いだせた気がしました。
続きを読む
捕鯨問題のドキュメンタリー映画のために寄付のご協力をお願います!!
捕鯨問題に関しては、欧米圏が中心となるであろう主張目立つこともあり、日本人が有している価値観が理解されない事が多い。それを覆すには、日本人の価値観や伝統文化を伝える方法が必要だと思う。
動物愛護屋はホロコーストを利用する
海外の活動家サイド(もしくはそれに類する人達)は、イルカや鯨を人にたとえ、漁業である追い込み漁をホロコーストだといい、南京大虐殺に紐づける。
しかし、彼らの生活やそれを支える技術が、どれだけの搾取から築き上げられてきたかについては、何も言及しようとしない。
なぜなら、それらの発言は差別主義が根底にあり、善なる自分たちには適応されないからだ。
ICJのプレスリリースを読んで考えた。
ICJによって日本の調査捕鯨の成果が、科学と呼ぶにはふさわしくないという、残念な判断が下されてしまって、ちょっと時間がたったが、にもかかわらず、ICJがどんなことをプレスリリースで書いているかを全く知らずに、多くの人がこの話題について議論している。
駐日大使の発言とエスノセントリズム
既に話題になっており、様々なブログで記事に書かれていることだろう出来事だと思うが、そのことについて少し書いてみたい。
ペットに鯨肉は成金趣味か?
先日、いくつかの反捕鯨団体が、とあるペットフード業者に抗議したというニュースがあった。
今回はその話から、改めて捕鯨問題はマッチポンプであるということについて書いてみたい。
「解体新書「捕鯨論争」」が、予想以上に酷かった件。
太地町から帰ってきて、三冊の本を読みましたが、その中で一番酷いと思ったのがタイトルにある「解体新書「捕鯨問題」」という本でした。
何がどれくらい酷かったかといいますと……
鯨肉と水銀汚染と水俣病、その根拠なきロジック。
ザ・コーヴ以降、延々と語られているハクジラ由来の鯨肉に関する水銀汚染と水俣病を結びつけるロジックについて、そろそろ自分なりの反論を書いてみたいと思う。
おそらく、きちっと調べられれば、さらなる論拠は出てくるはずなので、よければ参考にしていただきたい。
先鋭的活動は新しい宗教なのか?
先鋭的な動物愛護や反捕鯨、そして環境保護の活動家は、社会の道理を超越した活動をする傾向がある。
その理由について少し考えてみたいと思う。
オーストラリアが鯨肉を輸入!?
これはTwitter経由で美味しい鯨さんから教えていただいた情報なのですが、もしこれが事実だとすれば、オーストラリアにとってややこしい話になるのでしょうか?
続きを読む
「環境保護」のレトリック
環境を護るということは、とても尊いことです。
人間のためにも、もちろん人間以外の動物のためにも、そういった考えは必要になってきますし、しっかりと話し合わなければいけないことでしょう。
同じように、動物について考えることも、必要なことです。
しかし、それらを裏付けなく推し進めることは、果たしていいことなのでしょうか?
捕鯨問題の一つの側面として、「環境保護」について考えてみたいと思います。