選択と集中

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先日の配信されたニュースサイトの記事の中で、是非触れておきたいなと思った記事があったので、メモがわりに。
必要な情報は一見センセーショナルな記事ではなく、こうした事実に即した内容のものなので、見落とさないように、注意しなければいけません。
※なお、写真は記事とは関係なく、美味しそうな写真を写真ACで探したもの。

商品開発や販売促進の努力は大切

以下、配信された記事より引用。

需要拡大は急務だが「安売りはしない」。鯨肉に含まれる成分の機能性評価を進め、「おいしく、体にいいと納得してもらい、適切な価格で売る」ときっぱり。商品開発や販売促進に知恵を絞り、反転攻勢をもくろむ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081000313

以前の記事でも述べたことだが、商業捕鯨の最盛期と比較すれば、消費の落ち込みは言うに及ばず、鯨肉の流通量や市場規模というのは、比較にならない規模まで減少している。

残念なことに、これは紛れもない事実であり、鯨食の広がりを求める多くの人に突きつけられた現実である。

しかし、だからといって悲観していても何も解決しないし、性急な行動というのも意味をなさないだろう。
時間を無駄にしたいためにも、現状においてはマーケットの開拓や市場に受け入れられる商品開発が急務であり、そのための選択と集中は必須だろう。

こうした現場の人たちの声を、できる限り多くの人に伝えることは、今まで鯨肉に縁のなかった人や、今も鯨肉を待ち望んでいる人にとって必要な情報だろう。
以前の記事でも書いたが、もう何年も繰り返し言われている「市場の減少」や「現場の生産量の低さ」など、手垢のついた言説には情報的価値は乏しいわけですから、この先の話を事実に即して報道していただきたいと、僕は思う次第です。

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