【小ネタ】オーシャンズをみました。

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先日、動画の勉強のためにドキュメンタリー映画を中心に、DVDをいくつ加工に有しましたが、その中にこの映画がありました。

中古のDVDを15本ほど買いまして、時間がある時に見ています。
以前から気になっていたオーシャンズも見ることが出来ました。
映像としてはとても素晴らしいと思うんですが、オーシャンズという名前にもかかわらず、鯨類寄り(海棲哺乳類寄り?)の内容になっていて、いや、それ自体は別に構わないですが、色んな偏りを感じてしまいます。
 
すでに色んな方が感想を書いていますが、その中に「反捕鯨の映画だ」という感想もあるので、観る気がなくなった人もいると思いますが、それはそれと割りきって、観てもいいのではないかと思います。
 
それでも気になったのが、アイキャッチの画像の部分です。
エンドロールの一部なんですが、WWFやシーシェパードがクレジットされています(ポール・ワトソンの名前もありますね)。
ここで、あーなるほどねーと感じました。
 
この映画、一般的な漁業(網による混獲)や捕鯨や追い込み漁(網の使い方をみると、太地ではなく伊豆っぽい感じです)、鮫のフィニングを批判するために再現したシーンがありますが、ザ・コーヴのように延々と繰り返すことはないので、僕にはそれほどインパクトは感じられなかったんです。
こうした内容は、協力者への配慮のために、もしくは話題作りのために挿入されたもので、実際はそれほど大きな意味は内容に感じられたのです。
 
でも、こんなシーンを挿入しておいて、こども割引で500円で子供に観させるというのは、ちょっと嫌な感じです。
ショッキングなシーンを観させて肉食を忌避させるという先鋭的アニマルライツ的な手段の発露のようにも見えます。
 
せっかくの美しい映像も、イデオロギーで汚れてしまって、とても残念でした。

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