前回の更新から、また少し日が経ってしまったが、その間に自分の人生の転機ともいえる大移動があり、またいくつか言及しなくてはならないと感じたこともできてしまった。
様々なことが続いたので、まずは自分のことを少し書こうと思う。
八戸に行ってある場所を訪ねた
まず、9月の後半になって「龍飛崎を見たい」という発作的な僕のわがままで、妻と共に青森まで行ってきました。
最大の目的な龍飛崎まで行くことだったのですが、その道中で一度行ってみたいところと、会いたい人がいました。
行ってみたかったのは、かつて東洋捕鯨という会社の鮫事業所があった場所でした。
Wikipediaにもページがあるのですが、かつてあったその捕鯨会社の事業所での暴動は、私見ですが捕鯨史の中でも負の部分として語られる傾向があり、捕鯨に反対している人たちは、この事件を根拠に「日本では鯨はエビスであり、捕獲される対象ではなかった」というような主張をいるようです。
ただ、僕にはそれがとても疑問で、だとすれば何故未だに八戸は捕鯨の街でもあるのかや、事件後に当事者が捕鯨会社に雇用されたのかということが、きちんと語られることなく、単純なエビス論だけで片付けられていることに違和感を感じていたのです。
僕はこの事件のことを2011年頃に読んだ「捕鯨問題の歴史社会学」という書籍の中で知り、今までずっと疑問でした。
今回、新型コロナ禍で時間ができてしまったので、この疑問を自分の中で解消するべく、実際に足を運び、後に資料を少し手に入れました。
今後、このブログの中でもその話題に触れていく予定です。
転勤のため北関東に転居した
青森から帰った翌々日、僕は茨城県の某所で面談を受けました。
青森行きのホテルの予約をとった数分後に問い合わせがあり、「これはタイトなスケジュールだなぁ。とりあえず期待せずに顔出すくらいで…」と前日に移動してホテルでビールを飲みながらぼーっと考えていたのが、なぜか話が本決まりになり、10月の初めには引っ越しとなりました。
で、現在、愛知県ではなく茨城県の、まだまだ荷解きが終わっていない部屋の中でこの記事を書いています。
個人的には太地が遠くなってしまったことがとても残念ですが、今年になっていくつかいい機会があったのに、それをモノにできなかったのは、今はその時ではないのだと暗に運命づけられているのではないかと強引に納得しています。
で、せっかく東北が近くなったので、来年の春辺りに、今まで行くことができなかった捕鯨にゆかりのある場所へ行って、その土地のことを調べつつ、もっと捕鯨について考えていきたいと思います。
アニマルライツ活動家の太地へのデマに反論したい
で、引っ越したし業務にも正式に就いたことなので、Twitterを公開して(それまでは諸々の事情を鑑みて一時的に非公開にしていた)久しぶりにやや多めにツイートをしていたのですが、そんな中で、こんな記事を見つけました。
あまりにも酷いないようだったので、思わずこんな引用RTをしました。
こんなものは検証でもなんでもなく、デマを書き散らしているだけです。
— 福田 礼@くじらとーく (@fukupage) October 30, 2020
検証というなら、何をソースとしているか、是非提示してください。
僕はそれに反証しますよ。 https://t.co/Ue9o5jhHUu
検証としていますが、実際のところ何の信憑性のないもので、情報のソースもネットあたりで読めたものを集めて書いたのではないかと思われるものです。
そもそも、彼らは何故太地にくじらの博物館があり、イベントでは古式捕鯨を模したものが行われ、浦の祭りで鯨踊りをし、様々な場所に鯨を思わせるものがあるのかを理解しようとしません。
そして、追い込み漁を捕鯨とをあえて別のものとして考えること自体が、太地町という場所への無理解につながっているのではないかとさえ思います。
博物館の誕生以前に、本当に小型鯨類の捕獲はなかったのかというと、そんなはずはなく、むしろ今よりも気軽に獲っていたと感じさせる資料さえあります。
以前に動画にしたのですが、なぜ捕鯨に関する絵巻物にイルカがゴンドウクジラが描かれているのかも、彼らは知ろうとしないでしょう。
そして最も残念なことは、彼らは太地町という場所が、どのような変遷を経て今に至るかを全く考えず、今の追い込み漁だけに執着しているのです。
伝統というものは、いわゆる「ネットde真実」では理解できないもので、参考文献もなければ聞き取りすらした形跡もない記事では、到底事実にはたどり着けません。
こうしたデマゴーグの情報に対して、一次資料に近いものを用意して、きちんと反論をしていきたいと考えています。
とある活動家に反撃の準備中
僕はこれまで、僕が「rさん」と呼んでいるネット活動家によって、ネット上のストーキングを含めた様々な嫌がらせに不快な思いをしていました。
彼女は2ちゃんねるや Yahoo掲示板に僕のTwitterの内容を転記するなどして、意味不明な反論や妄想ともとれる投稿をし、僕が捕鯨に関する何かをするたびに それらを盗み見て様々な揶揄をしていました。
Yahooを追い出され、2ちゃんねるでの居場所を無くした彼女はTwitterのアカウントを作り「反捕鯨君」と名乗っています。
僕はこのアカウントを予めブロックしておいたのですが、複数ブラウザの使い分けなどで僕のツイートを相変わらず覗き見ているようです。
彼女は相変わらずデマや嘘を書き並べて、捕鯨に関わる人達や、太地に住んでいる人たちを愚弄しているので、そろそろそれらの嘘やデマについてツッコミを入れようと考えています。
気長にお待ち下さい…
いろいろ考えていることや、しなければならないことはあるのですが、以前の住処から埃と一緒に越してきたくらい急な転居だったこともあり、作業環境はおろか生活環境が整っておらず(一ヶ月経ってもスーパーの惣菜や弁当が主食だったりします)、作業をしようと思ったら外付HDDのケーブルが見当たらないという有様です…。
ちょっと時間がかかりますが、この辺の話を年内に書けるといいなと考えています。
それまで、気長にお待ちいただければ幸いです。