「自分なりに応援する」ということ

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僕は、太地町や捕鯨に関する様々なことを、「自分なりに応援」しています。
今回は、その話を近況報告も含めて書こうと思います。

 
 

応援ってなんだろう?

この「自分なりに」という言い方は、他者から見れば無責任にも取れるかもしれません。
ネットで声を上げることも、くじら料理を食べ続けることも、おそらく応援になるのだろうと思います。
僕自身も、そういったことが前提にあって、自問自答をしながら、未だに考え続けています。
 
ただ、自分なりに応援を続けていくうちに思い始めたことですが、「これが本当に応援になっているのだろうか? 逆に、どうしたら応援していることをうまく伝えられるのだろうか?」と、そんな疑問が湧いてきたのも事実です。
 
最近では、心地よさを得るために、SNSなどで他者を攻撃するための手段として捕鯨問題を語る人も出てきています。
自分が見た範囲での話ですが、当事者や関係者を騙り、その代弁として自分の身勝手な主張を押し付けるような手法を、対立する意見を持った人たちに対して行っている人物が存在し、それが「われこそは正義」と声高に叫んでいたりするのです。
 
間違ってもそんな人物に思われたくはないと、僕は思いました。
 
アイキャッチの画像は、くじらの博物館の年間パスポートです。
僕が太地町という場所を訪れるようになって、最初に観に行ったのがくじらの博物館でした。
その当時は、年間パスポートの存在も知らず、パスポートのことを知ったあとも「まあ、僕が購入することはないだろうな」とも思っていました。
では、なぜそれを僕が持っているかといいますと、「これなら、少しでも多めにお金を落とすことができるのではないか」ということと「これで僕のことを知ってもらえるのではないか」という思いがありました。
 
年間パスポートの購入には住所などの登録が必要になりますので、僕がどこの誰なのかを、博物館の方は知ることができます。
つまり、「実際に愛知県から太地町に(そしてくじらの博物館に)何度も足を運んでいる人間が存在する」ということが、可視化できるわけです。
ネットの中やSNSで声高に叫んでいる人よりも、そちらのほうが心強いのではないかと思い、それからは出来る限り年間パスポートを購入し続けています(太地町に行くことができない期間は更新できないのでブランクもありますが)。
 
他にも、このブログやSNSでの発言など、インターネット経由でできることもありますが、名刺を作り自分で顔を晒し、出来る限りいろいろな場所に顔を出すことや、Facebookページの運営を通して、太地という場所のことを応援していければと考えています。
また、昨年末から今年にかけては、動画の制作なども行っています。
動画制作の経験がわずかしかないため、なかなか再生数があがりませんが、それでもできるかぎりは動画での情報発信も続けていきたいと考えています。

これが、僕が現在行っている「自分なりに応援する」ことです。
中には自分の力不足で十分にできていないこともあります(動画の三作目が未だに作れていないのが、本当に心苦しいです)が、今後も実際の太地町を歩き、風景を見聞きし、声を聞き、それを元にしてできることをしていこうと思っています。
 

近況報告

本日、制作実績に加えさせていただきましたが、今年の三月に太地町立くじらの博物館の営業資料となるパワーポイント用のスライドを制作させていただきました。
そして、現在も複数の案件のご相談を頂いており、今後も数は増えていくことになるでしょう。
今後、太地への移住を検討している自分にとっては、とてもありがたいことだと感謝しています。
今年の10月より現在の職場を退職して、独立するということもありますので、こうした「応援」も頑張りたいです。

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