動画でわかるコーヴガーディアンズ

このページは、ザ・コーヴという虚構ドキュメンタリー作品によって引き起こされた様々な出来事や、その背景にありそうな考え方がわかるかも知れない動画をまとめています。
また、可能であれば、太地町への誤った批難が、これ以上広がらないように、これらの動画を是非紹介して下さい。

以下の動画はシーシェパードのホームページで公開されていたものやテレビで放映されたニュースに、「空と海11」という、シーシェパードのハラスメントに反対している方々が、字幕をつけたものです。
このように、字幕をつけてもらって初めて、彼らの抗議活動が分かることが多いと思います。
そして、このように日本人に対して何を言ったかがわかると、都合の悪い人がいるようで、削除依頼によって消されてしまうことも時々あります。

以上の動画をご覧いただければおわかりだと思いますが、彼らの活動は基本的に平和的なものではなく、生業に従事している太地町の漁協関係者を侮辱するものです。
現在では、警察の監視がかなり厳しいことや、匿名の団体による監視などもあり、こういった言動は少なくなってきましたが、2013年8月31日に渋谷で行われたデモ行進で用いられたプラカード(右の画像)をみると、彼ら(反捕鯨活動家やそのフォロワー)の基本的なスタンスは変わっていることはないでしょう。
また、他にも、こういった怪しげな表現で、その漁の残酷さをアピールする人間もいます。

このように、怪しげな方法を使って心情的なものを煽るかと思えば、ストレートに押さえつけようとする考えもあります。
ただ、1つ共通することがあるとするなら、それは「自分の価値観と相容れないものは、侵害し破壊してしまっても構わない」という傲慢な考えのもとに行われているということです。

様々な中傷を受けている太地町のイルカ(に限らず小型の鯨類の)追い込み漁ですが、現在は彼らがいうところの「血の海のようだ」という表現とは程遠いものになっています。
こちらの資料をご覧いただければわかると思いますが、血で海水が汚れないように、脊髄を切断するナイフ(そもそも銛などは使っていません)の形状を工夫し、切断後は木の栓で傷口を塞ぐことで、海水の汚染を最小限に抑えています。
この脊髄を切断する方法は、失血によって短時間で捕殺できるように考えられたものですが、こういった失血しにくい方法を取らざるをえない関係もあり、現在の捕殺方法は捕殺時間短縮の努力をしている最中です。
しかし、元はといえばこの方法をとるようになったのは、海水が血液で真っ赤になることの批判が高まってきたからで、フェロー諸島の様に大きな切断面のまま放置できるのであれば、かなり短時間で捕殺は終了することを付け加えておきたい。

また、太地町の人たちを悪魔的に表現する活動家も多いですが、実際は気のいい人ばかりで、そのことは、以下の動画からおわかりいただけると思います。

「イルカなんて不味いに決まっている!」と、反捕鯨団体寄りの方は言っていますが、実際のところどうなのでしょう?
ひとつ言えるのは、鮮度が悪くなっていたり、や下処理を間違えれば、美味しくなくなるのは事実で、イルカは血液が多いこともあって、血抜きなどが難しいという側面はあると思います。
もともと野生の動物の肉ですから、畜肉といっしょには出来ないとは思います。
肝心の味に関してですが、実際に太地町の漁協スーパーで購入したイルカの刺し身を食べている動画を御覧頂いて、皆さんで判断していただければと思います。

「日本以外のイルカ漁についても批判をしているのか?」という疑問が浮かぶ人も多いと思いますが、一応、彼らは日本以外でも活動をしています。
しかし、以下の二つの動画をご覧いただくと、そのスタンスにかなり開きがあることに気づく人もいると思います。
一方は、太地町を舞台にした「ザ・コーブ」、もう一つは、フェロー諸島を舞台にした、「ホエールウォーズ ヴァイキングショアズ」です。
後者のほうが、その土地の人達の文化的な側面まで表現していることや、伝統的な食文化を感じさせる表現もあったりします。

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