伊豆半島の世界ジオパーク認定を巡る違和感【追記あり】

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世界ジオパークネットワーク(GGN、本部・パリ)が、地質学的に貴重な地形などを備えた自然公園「世界ジオパーク」に静岡県の伊豆半島を認定するのを先送りにした理由の1つに、同県伊東市でのイルカの追い込み漁を挙げていたことが14日、分かった。


イルカ漁を理由に伊豆半島の世界ジオパーク認定を先送りというニュースが11/14付で報じられた。
上記引用部分のように、現在休漁中であるイルカ追い込み漁が、その認定保留の原因の可能性があるようです。
以下、更に報道を引用すると……。

 伊豆半島ジオパーク推進協議会によると、先送り理由は10月にメールで伝えられた。指摘は地質的価値の裏付け不足や、案内板が多言語に対応していないことなど10項目。その中に伊東市でのイルカの追い込み漁について説明を求める内容が盛り込まれていた。

 GGNが6月に現地審査した際、伊豆半島ジオパーク内にある伊東市でのイルカ漁について説明するよう協議会に指摘。伊東市は平成17年以降、イルカの追い込み漁は行われていないが、同市の漁協には県からイルカの捕獲枠が今も与えられている。

読む限り、全体的に準備不足だったのではないかという感は否めないが、その理由の一つに「イルカの追い込み漁について説明を求める内容」というものがあるとなると、その説明を求める理由が気になると言わざるを得ません。
なぜ、漁業の一形態である追い込み漁の説明が必要なのか?
室戸の世界ジオパークは室戸という古式捕鯨の根付いた場にも関わらず、世界ジオパークの認定を受けています。
そうした場所も存在するのに、類似した形態をもつ追い込み漁の存在に、どうして説明が必要なのでしょうか?

 
ここにも、エスノセントリズムを感じざるを得ません。
 

追記

今回の件、どうも昨年の夏頃からWeb署名が進められていたようで、署名の発起人は石井泉氏のようです。
このブログでも、彼のことは何度か取り上げていますが、最近ではこんなことにも関係しており、今回の件でもお分かりいただけるように、地元の目指す方向性との乖離のために、活動家のハラスメントに加担するような人物です。
こうした人物に、どのように対処するかが、気になるところです。

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