ハリウッドセレブは錦の御旗になりえない

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※最初に断っておきますが、これは愚痴の類です。

SNSなどで見かける「ハリウッドのセレブが言ってるから」という理由で太地町の追い込み漁を批判したりする人が、僕にはよく理解できない。
そういえば、どこかのアーティストがドルフィンプロジェクトのTシャツを着てたとか、そんな話もありましたね。
環境や動物愛護の意識の高いセレブもいますが、イコール環境問題や動物愛護の問題に詳しいってわけでもないんですけど、どうしてその言葉を鵜呑みにして正しいなんて思えるのでしょう?

こんな動画がありまして


この動画、もうかれこれ七年前の動画なんですけどね。
かなり昔に数回観た記憶があるので、なんとなく覚えていたんです。
それを、今更Twitterで見かけるとは思わなかったんですけど、それよりも気になったのは「ハリウッドセレブ達の訴え」という部分だったりします。
……まあ、確かにそうなんですけどね。

それが彼らの仕事ですから

でも、これって彼らが実際に何らかの調査をしたわけでもなんでもなくて、単に言わされていただけって話なんだけどね。
彼らはイメージが良さそうなことを言っているだけ。
しかも、あの動画はTakePartの作ったプロモーション用の動画みたいなものですから、当然そういった言葉が紡がれるのは必然でしょう、
でも、彼らは決してそれらの問題の専門家なんかじゃないわけなんです。
「ハリウッドのセレブが言ってることだから!」なんて部分だけで錦の御旗になると思ったら大間違いなんですよ。

彼らは動物や環境の専門家ではない

その証拠に、彼らは話題性にだけ反応してしまっている。
本来、環境意識が高く知識も豊富な人であるなら、海の向こうで起きている漁業の問題よりも、自国の近くで起きている出来事に対して、活動を起こすことだろう。
日本の漁業で捕獲されるバンドウイルカよりも遥かに資源量が低くなって、絶滅に瀕している鯨類が身近に存在するなら、その保護を訴えるんじゃないだろうか?

……もうおわかりでしょう。
彼らが本来訴えるべきことは、コガシラネズミイルカの保護なんですよ。
もしくはドルフィンセーフラベルの欺瞞であったり、イヌイットやマカーの捕鯨の正当性であったり、訴えなければならないことはたくさんあるんですが、その中で大した重要性があるわけでもなく、単純にイメージがよく国内の微妙な問題にタッチすることがないイルカの追い込み漁について、望まれるままのコメントを述べているにすぎないんですよね。

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