先日のミンククジラの混獲の件で反捕鯨・アニマルライツ界隈から非難を受けた「太地水産共同組合」だが、同組合の記念誌の巻頭の言葉には、現在の状況を予感させるような庄司元町長の言葉が記されていた。今回はその言葉から、現在の状況について考えたい。
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食の問題と捕鯨
このブログでは、捕鯨問題の一側面として、アニマルライツを経由して、食に関する話題を何度か取り上げてきたが、今回はその中でもかなり大きな意味を持つであろう、ドキュメンタリー映画の話をしたい。
今回のアイキャッチは、こちらの動画のスクリーンショットです。
「くじらぬりえ」のご紹介
先日、Facebookにて、「くじらぬりえ」というものを見つけた。
鯨を扱った単なる塗り絵なのかと思いきや、その中にはメッセージがあり、共感できるところがあったので、今回は、この塗り絵の紹介をしたいと思います。
「ありあまるごちそう」の向こう側
先日、ふと映画が観たくなり、Amazonプライムで何か無いか漁っていたところ、「ありあまるごちそう(We Feed the World)」という映画を見つけた。そういえば、以前に話題になったような気がしたので、早速視聴してみた。
視聴後、考えさせられたことがいくつかあったので、そのことを少し書きたいと思う。
結局「イルカ漁は残酷か」はどのような本だったのか?
ここ最近、「イルカ漁は残酷か」という本について何度か思うところを書かせていただいた。
まだまだ検証すべき点はたくさんあるだろうし、インタビューを受けた方々に聞き取りをし続ければ、さらに奇妙な点は出てくるのではないかと思う。
しかし、正直読まなければいけない本や、しなければならないことは沢山あり、時間というものは有限であるため、今回の記事で一区切りとさせていただこうかと思う。
蔑ろにされた取材
先日、「イルカ漁は残酷か」の内容の正確さついて個人的に質問をさせていただくつもりで、いとう漁協の富戸支所を訪問して、実際に対応をされた日吉さんにお話を伺った。
すると、予想の斜め上をいくような話を聞くことになってしまった。
くじらの博物館の入館者数は落ち込んでいるか
また今回も、「イルカ漁は残酷か」への指摘です。
先日、Amazonの本著のレビューに自分の感想を書かせていただいたが、その中にも書いた内容にも重なる(もっというと、Facebookでもこのことには触れた)が、風評への影響を考えるなら、これはきちんと反論をしておくべきなのではないかと思い、記事として取り上げることにした。
畜産と比較される追い込み漁の「残酷さ」の曖昧さ
以前にこんな記事を書いた。
「残酷さ」という曖昧な定義を批判の理由にしてはならない
要約すると、「残酷という言葉の定義は個々人によって異なり、人の思いによって形を与えられるもの。それを根拠に他者の行いを貶めるのはどうなのか?」というような内容なのですが、ここで、図らずしも面白い一文を引用していることに気がついた。
それは、「イルカ漁は残酷か」の著者である伴野準一氏の言葉である。
ここで、再度引用したい。
「製作者の意図通り『これはひでえな』と思いましたね(笑い)。それがイルカ問題に関わるきっかけでした。その後、追い込み漁が行われている太地町の漁師の側に立ったNHKの特別番組が放映されたり、ケネディ駐日大使の『イルカ追い込み漁の非人道性について深く懸念している』というツイートに安倍首相が反論するなどの動きがありましたが、私は取りあえず太地町に行こうと。で、滞在最後の日に偶然、追い込み漁を目撃したんですが、確かに屠殺する場面は残酷で、ショックを受けましたね。牛や豚だって屠殺していると言う人もいますが、イルカの屠殺ははるかに残酷です」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/164078
僕がくじらの博物館の関係者に問い合わせをしたところ、彼はくじらの博物館に対して「中立的な視点でイルカ漁のことを調べたい」というような申し出をしたそうだ。
しかし、彼の心の中にはすでに結論があり、「どうすれば中立を装って追い込み漁批判をすることができるだろうか?」という策略を、くじらの博物館や追い込み漁関係者への取材の時には思いめぐらしていたのだろう。
「白豪主義オーストラリアと反捕鯨」から10年以上経って
様々な方のFacebookに投稿された記事を眺めていて、ふと早川先生の投稿が目に飛び込んできた。それは僕がよく「エスノセントリズム」という言葉で表現していることに近いもので、「白人至上主義」という言葉のインパクトが、ふと僕にとある動画のことを思い出させた。
その動画は、2007年の12月にYouTubeへ投稿され、瞬く間に話題となり、一度はオリジナルがYouTubeによって削除されたが、その動画に感銘を受けた人たちによって、YouTubeを含めた様々な動画投稿サイトにアップロードされた。
取材対象に「後ろ足で砂をかける」。
これから気が向いた時に、先日太地行きの際に読んだ、とある本について、指摘というかツッコミというか、そういうことを書いていこうと思う。
理由は単純で、「資料的な価値は高いとしても、『それはあんまりな書き方じゃないのか』と思わずにいられない部分が多々あった」からで、単純に僕が強い違和感を感じたからに過ぎない。
ハリウッドセレブは錦の御旗になりえない
※最初に断っておきますが、これは愚痴の類です。
SNSなどで見かける「ハリウッドのセレブが言ってるから」という理由で太地町の追い込み漁を批判したりする人が、僕にはよく理解できない。
そういえば、どこかのアーティストがドルフィンプロジェクトのTシャツを着てたとか、そんな話もありましたね。
環境や動物愛護の意識の高いセレブもいますが、イコール環境問題や動物愛護の問題に詳しいってわけでもないんですけど、どうしてその言葉を鵜呑みにして正しいなんて思えるのでしょう?
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【小ネタ】オーシャンズをみました。
先日、動画の勉強のためにドキュメンタリー映画を中心に、DVDをいくつ加工に有しましたが、その中にこの映画がありました。
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太地町と神津島の縁
先日、以前から行きたかった神津島に行くことができた。
捕鯨問題とは直接関係ないが、そのことを書きたい。
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Wikipediaはあてにならない
Wikipedia(ウィキペディア)はちょっとした調べ物には本当にありがたいサイトだが、中にはとんでもない記事が含まれている。
今回はそんな話です。
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Behind “THE COVE”を視聴して
先日、太地町で話題の映画「Behind “THE COVE”(ビハインド・ザ・コーヴ)」を見てきましたので、その話を……。
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ビハインド・ザ・コーヴ、太地町での上映が決定
八木景子さんが監督を務め、モントリオール世界映画祭で話題にもなった映画、「ビハインド・ザ・コーヴ」の特別無料上映会が、10/12に問題の中心地でもある和歌山県東牟婁郡太地町の公民館で行われるそうです。
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水族館は牢獄か?
SNSなどでよく聞かれる「水族館のイルカは短命」という言説は、ほんとうに正しいのか?
水族館はイルカにとって牢獄なのだろうか?
この点について、少し書いてみたい。
実は牛肉も「余っていた」のか? - 増える牛肉在庫 –
鯨肉の在庫ばかりが取りざたされ、問題視されている調査捕鯨。
しかし、実は在庫が増えているのは、鯨肉の在庫だけではないようです。